最近多くの保育園で祖父母参観日が開催されるようになってきています。
祖父母参観日とはその名の通り、子供の祖父母に子供の園での様子を
見てもらったり、一緒に保育に参加してもらう参観日です。
祖父母参観日はなぜあるのか?
父母以外にわざわざ保育園に来てもらってまでする必要があるのか
疑問に思う方もおられるのではないでしょうか?
この記事では祖父母参観日の内容やねらいを紹介します。
祖父母参観はいつあるの?祖父母がいないor行けない場合は?
祖父母参観日ですが、私が知っている保育園では
敬老の日あたりに祖父母参観日を設定している保育園が多いです。
私が働いていた保育園でも祖父母参観日はありましたが
敬老の日と七夕に祖父母参観日を開催したことがあります。
また、祖父母参観日と言いますが何らかの理由で祖父母が
参観日に来られないこともあるでしょう。
そんな時は子供の父親でも母親でも参加できる人が
参加しても構いません。
実際に祖父母が来られない場合、祖父母参観日に
子供の父親や母親が代わりに来ている人も結構多いものです。
保育園側も祖父母が来られない子供への配慮も
されているので、祖父母がいないまたは来られない場合は
気にせず親が参加して大丈夫ですよ。
祖父母参観日だからと誰も来ないまたは欠席することより
祖父母の代わりに来られる人が来て参観日に参加する方が
子供としては嬉しいものですよ。
祖父母参観ならではの内容がある?ねらいは世代を越えた交流?
祖父母参観日でよく行われる活動は、昔遊びです。
現代の子供はゲームやスマートフォン、タブレットなど
このようなものを使って遊ぶ機会が増えていますよね。
昔からある遊びで遊ぶ子供が少ないのが現状です。
そこで、祖父母参観日では昔遊びを祖父母に教えてもらうような
やり方で昔遊びを行う園が多いでしょう。
私が経験したのはコマ回しやかるた、メンコ、おはじき、竹馬、ゴム跳びなど
昔遊びをコーナーに分けてコーナー遊びをよくしました。
各コーナーに祖父母と回って一緒に昔遊びに親しみを持ち
世代を超えた交流を楽しむことをねらいに祖父母参観日を行っていました。
家や保育園でもコマ回しやかるたなどは経験することはあるでしょうが
なかなか経験できないメンコやおはじき、竹とんぼ、くす玉鉄砲などは
子供たちもとても喜んで遊んでいました。
祖父母も、自分が子供の頃に遊んでいた遊びを
孫に教えてあげたり一緒に遊べることはなかなか経験できないことで
とても喜ばれていましたよ。
また私が経験したことがある内容はこのほかに
焼き芋パーティーを祖父母参観日でしたことがあります。
芋掘りを経験した子供たちがが、祖父母参観日で祖父母と一緒に
焼き芋を作って食べて楽しむのです。
焼き芋は火を使うため、参観日などを利用してすることが多いです。
また焼き芋だけでなく、子供達が掘ってきた芋を使って
豚汁を作ったりして給食も一緒に食べたこともあります。
このように世代を超えた交流を祖父母も子供たちも楽しんでいます。
まとめ
最近では世代を超えて交流を持つために、祖父母参観日が
開催される保育園も増えてきています。
普段経験できないような昔の遊びを経験できることは
子供にとってはとても貴重な経験になります。
祖父母も自分の孫だけでなく、たくさんの子供たちと関わりをもて
とても楽しいひと時を過ごせるのです。
今までに経験したことのない参観日かもしれませんが
世代を超えた交流ができどちらにとってもいい経験になります。
なんらかの事情で祖父母がいけない場合は代わりに親が参加しても
大丈夫なので安心して参加してくださいね。