日本の伝統を我が子に伝授!でも2歳で年越しそばデビューはOK?

年越しそばは行事食であり縁起の良い食べ物とも言われていますので、
ぜひ我が子と一緒に楽しみたいですよね。

しかし、そばはアレルギーが出やすい食品のひとつでもあります。
育児書などにも3歳くらいになってから与えましょう、とよく書かれています。

2歳を過ぎた頃のお子様だとまだそばを食べさせたことがない方も
多くいらっしゃると思います。

そこで、先輩ママの経験談を見ていきながら子供に年越しそばを食べさせた年齢
そばアレルギーについても合わせて紹介していきたいと思います。

先輩ママにきいた!初めての年越しそばはいつ?子供の反応は?

先輩ママの経験談などによると、
そばは少量食べただけでもアレルギー反応が出てしまうようです。

そのため3〜4歳を過ぎた頃から食べさせている、というママが多いようです。

1〜4歳頃までは年末にも子供には
うどんを食べさせていたというママの意見が多かったですよ。

また年越しそばを食べさせるにあたっても、事前に少量ずつ食べさせてみて
アレルギー反応が出ないか様子見をしていた、というママも多いです。

さらに、初めてそばを食べさせた時には
小麦粉の分量が多いものを選んで与えていたというママもいました。

やはりアレルゲン物質が含まれている食品ですので、
先輩ママもそばを食べさせる時は慎重になっていたようです。

アレルギーに関してですが、体が外敵から守るための働きを
無害な食品などに対して誤って作用してしまうことが原因です。

特に小さなお子様は体の免疫が完全ではなく、
免疫システムが反応する必要のないものに対してまでも働いてしまいます。

そのため、そばや卵などもそうですがアレルゲンを摂取する時は
1口などの少量から、2口〜3口と段階的に与えることが大切です。

また、1口食べさせた際にアレルギー反応を示さなくても、2回目に与える時には注意が必要です。

その理由としては、初めてアレルゲンを食べた際に体がすぐに反応を示さなくても、
体内でアレルゲンを「異物」だと判断した場合、次にその食品が体内に入って来るまでにその食品に対する攻撃態勢を整えているからです。

そばに対するアレルギー反応でもよく知られているアナフィラキシーですが、
じんましんや紅斑、めまいや頭痛、下痢や意識障害を引き起こすこともあります。

また、アナフィラキシーのうち血圧が急激に低下してショック状態に陥ることをアナフィラキシーショックと言い、最悪の場合心停止を引き起こすことがあるので、アレルゲンを摂取するときはお子様の様子を見ながら少量ずつ与えるようにしてくださいね。

2歳児の年越しそば…味付けや量は?アレルギーがある場合は?

アレルギーの心配がなくなったら、
大人も子供も喜ぶ味付けにして一緒におそばを食べたいですよね。

普段の料理でお世話になっているめんつゆなども良いですが、年末は出汁を
とったりかえしを作ったりして本格的なそばにしてみてはいかがでしょうか。

出汁は市販の出汁パックなどでも十分に美味しいですし、
昆布や花鰹などを合わせてオリジナルのレシピでも良いと思います。

そして「かえし」ですが、これは「煮かえし」のことで
醤油・砂糖・みりんを合わせて作る調味料のことです。

そばは、このかえしを出汁で割った汁で食べるとより
一層美味しく頂くことができますよ。

割合や調理法には違いがありますが、そば屋さんなどでも同様の作り方ですので、
1度本格的なそばに挑戦してみるのも楽しそうですね。

火を加える本かえしの基本的なレシピを載せますので、
興味のある方は一度作ってみてくださいね。

材料

  • 醤油    1000ml
  • 砂糖    160〜180g
  • みりん 100〜200ml
  1. 鍋に醤油を入れて、中火で温めます。
  2. 醤油が沸騰する前の80℃くらいになったら砂糖を入れます。
    醤油は煮立たせないようにしてください。
  3. 砂糖が溶けるまで丁寧に混ぜ、砂糖が溶けたらみりんを加えてさらに混ぜます。
  4. 弱火にしてしばらくしてから、表面が膜のようなアクで覆われたら火を止めます。
  5. アクを取り除き、自然に冷まします。
    常温になったら、冷蔵庫などで4〜2週間程度熟成させたら完成です。

熟成期間が必要なため少し手間がかかりますが、そばだけでなく
うどんの汁やその他の和食にも応用することができますのでかなりおすすめです。

そば汁に使う際には、出汁に対して1割から加えてみて、
お子様用には薄めに大人用には好みに合わせて調整すると良いと思います。

アレルギーの心配がないお子様には、
子供が食べきれる量のそばを与えて問題ないでしょう。

年越しそばなので、かき揚げを添えてみたり、
肉そばやきのこそばなどにしてみても子供が喜びそうですね。

そばにアレルギーがあるお子様には、
そばと同じ出汁を使ったうどんにしてみたり、にゅうめんなども美味しいと思います。

また年越しなのにそばが食べられないのは可哀想、と思う方もいらっしゃると思います。

年越しにそばを食べるのはそばの細長い見た目や切れやすい特徴などから
細く長く家運や寿命を伸ばす」「今年一年の災厄を断ち切る」というような
ゲン担ぎ、いわばお祈りのような意味があります。

ですので、絶対にそばを食べなければならない、という決まりはありません。

好みによってはラーメンを食べる方もいるでしょうし、
1年で最後の日だから好きなものを食べる!という方もいらっしゃると思います。

ですので、そばを食べることに囚われ過ぎず、
アレルギーがあるお子様には柔軟に対応して頂ければと思います。

まとめ

まだそばデビューをしていないお子様や
アレルギー体質のお子様は、事前にそばの練習をしてみてくださいね。

私の子供も2歳ですが、1歳半頃から少しずつそばを与えていて最近では
「そばがき」というお餅のようなそばもきな粉をつけてパクパク食べていました。

我が子も卵アレルギーがあり、1度全身に蕁麻疹が出たりして、
ご飯を作ったり食べさせたりすることが本当に怖かった時期もありました。

ですが、今では卵アレルギーもほとんどおさまり
好き嫌いをしなければ何でも食べられるようになっています。

食品でアレルギー反応が出てしまうこと怖いのでアレルゲンはなるべく避けるべきです。

しかし重度でない限りアレルギーは成長につれて快復していく場合もあるようですので、アレルギーを持つお子様のママには、根気強くお子様に寄り添ってあげて欲しいと思います。

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