保育園に通っていると、様々な行事がありますよね。
保育園の行事の中でも運動会はビッグイベントのひとつですよね。
子供たちも運動会に向けて練習したり、保育士も運動会に向けて
様々な準備をして運動会を迎えることになります。
保護者の中には運動会を心待ちにしている人も多いでしょう。
ですが、最近では保育園の運動会をしないという方針の
保育園も存在しているのです。
なぜ運動会がないのか疑問に思う保護者もいることでしょう。
そこで保育園の運動会がない理由について徹底解説しますね!
保育園の運動会ないのは珍しくない!?○○が理由で行わないことも
最近では運動会を行わない保育園も少なくはないのです。
保育園では子供の成長に必要な活動をするため「ねらい」が
どの行事にも定められているのです。
保育園行事のねらいの多くは
文化的なものや人間関係的なねらいが多いです。
本来運動会は、普段の生活や遊びの延長で今までやってきたことを
見てもらう場だったのですが最近ではやりすぎなのでは?
と感じるような運動会も多く存在しているのも現状です。
子供たちが張り切ってやっている分には問題ないでしょうが
保護者に見せても恥かしくないように失敗しないようにと
練習に練習を重ねることが多くなっています。
保護者に見せるため、保護者に喜んでもらうために
運動会をするのは本来のねらいから外れてしまっているのです。
運動会を経験することで子供達のどのような部分を育てるか
本来のねらいを達成できないような運動会は必要ないのでは?と
いう理由で運動会をしないという園もあるのです。
また、3歳未満児が多い園も最近は増えています。
運動会を理解できない年齢の園児には運動会の練習も本番も
負担にしかならない場合もあるのです。
運動会ない!保育士&保護者&子供…それぞれの意外な本音とは?
保育園の運動会がないことにみなさんそれぞれどんな本音を
抱えているのか簡単にまとめてみます。
先ほども言いましたが、保育園の運動会でやりすぎでは?
と思うような運動会があると言いました。
運動会の練習中は毎日のあそびの時間を使って運動会の練習をします。
見せることがメインの子供たちがやりたいと始めた競技でなければ
遊びの時間を使っての練習は子供たちにとって苦痛でしかありません。
できていないところを保育士に注意され何度もやり直すこともあります。
練習より遊びたいのが子供達の本音でしょう。
また保護者も、保育園の行事は年間を通すとかなりの数あります。
保護者が参加しなくてはいけない行事の場合は仕事の休みを
わざわざとらなくてはいけないものもありますよね。
なので、保護者としてみれば保護者が参加しなくてはいけない行事が
ないほうがいいと思っている保護者もたくさんいるのです。
運動会などの大きな行事の場合、保育士は企画から準備、練習など
しなくてはいけないこともかなり多くなります。
普段の保育をしていると、保育の計画書や反省、おたよりなど
やらなくてはいけないことは多く
仕事中に全てこなすのは不可能なのです。
それに加え運動会の大道具や小道具、衣装作りなどが増え
毎日残業をしたり家に持ち帰って仕事をしなくてはいけないのです。
もちろん残業代は出ない園のほうが多いでしょう。
このように行き過ぎた運動会は保育士にも負担が大きいのです。
まとめ
私自身の意見ですが運動会はあってもいいと思うのです。
ですが、子供達が興味を持って練習から楽しんで臨めるということが
大前提としてあっての話だと思っています。
みんなに負担の少ない形で運動会ができればいいですね。